第一種衛生管理者 過去問
令和7年10月公表
問35 (労働生理 問1)
問題文
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問題
第一種衛生管理者試験 令和7年10月公表 問35(労働生理 問1) (訂正依頼・報告はこちら)
- 血中の蛋(たん)白質は、糸球体からボウマン嚢(のう)に濾(こ)し出される。
- 血中の老廃物は、尿細管からボウマン嚢に濾し出される。
- 原尿中に濾し出された水分の大部分は、そのまま尿として排出される。
- 尿は淡黄色の液体で、固有の臭気を有し、通常、弱アルカリ性である。
- 原尿中に濾し出された電解質の多くは、尿細管から血中に再吸収される。
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この過去問の解説 (3件)
01
腎臓の機能や尿の生成過程に関する基礎的な問題です。
特に、原尿から最終的な尿の生成までの過程と、
その中で重要な再吸収のプロセスに注目しましょう。
誤りです。
血中の蛋白質は、通常、糸球体からボウマン嚢に濾し出されません。
糸球体は小さな分子(水分や電解質など)は濾し出しますが、
大きな分子(蛋白質)は通過しません。蛋白質は血液中に残ります。
誤りです。
血中の老廃物は、糸球体で濾し出されてボウマン嚢に移行し、
尿細管を通過するのではなく、尿細管で再吸収や分泌が行われます。
ボウマン嚢は血液中の成分を濾し出す場所で、
尿細管ではその後の処理が行われます。
誤りです。
原尿中に濾し出された水分の大部分は、尿細管で再吸収されるため、
最終的に排出される水分はごく一部に過ぎません。
約99%の水分が再吸収され、尿として排出されるのはその残りわずかです。
誤りです。
通常、尿は弱酸性です。pHは4.5〜8.0の範囲であり、
健康な人の尿は通常酸性であることが多いです。
正しいです。
糸球体で濾し出された電解質の多くは、尿細管で再吸収され、血液に戻されます。
これにより、体内の電解質バランスが維持されます。
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02
腎臓は、腰の上あたりに、
左右1つずつあり、
体内で産生された老廃物や、
余分な水分、塩分などを除去し、
体液を一定に保つ働きがあります。
糸球体は血液を濾過し、
生成された原尿をボウマン嚢が回収しますが、
血中の蛋白質は、糸球体を通過せず、
ボウマン嚢に濾し出されることはありませんので、
これは誤った記述であると考えられます。
血中の老廃物は、原尿に含まれ、
ボウマン嚢から、尿細管に運ばれます。
尿細管からボウマン嚢に濾し出されるとはいえませんので、
これは誤った記述であると考えられます。
原尿中に濾し出された水分の大部分は、
尿細管で再吸収されており、
そのまま尿として排出されるとはいえませんので、
これは誤った記述であると考えられます。
尿は淡黄色の液体で、固有の臭気を有し、
通常、pH6.0~6.5ほどの弱酸性です。
弱アルカリ性ではありませんので、
これは誤った記述であると考えられます。
原尿中に濾し出された電解質の多くは、
尿細管から血中に再吸収されています。
正しい記述のものを選びますので、
これが正答であると考えられます。
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03
腎臓と尿に関する問題です。
腎臓の構造に絡めて尿の生成プロセスを整理しておくと良いでしょう。
【腎臓の構造】
ネフロン: 腎臓の機能の最小単位
→「腎小体(糸球体+ボウマン嚢)」と「尿細管」から構成
【尿生成のプロセス】
糸球体でのろ過:150ℓの原尿がボウマン嚢へ
尿細管での再吸収:原尿の99%が再吸収
残りの1%が尿として排泄
*ろ過されないもの:蛋白質や血球
*再吸収されるもの:電解質や主要な栄養素
誤りです。
蛋白質は分子が大きいため、
健康な腎臓の糸球体フィルターを通り抜けることができません。
したがって、
ボウマン嚢には濾し出されることはなく、
原尿にも尿にも蛋白質は含まれません。
尿に蛋白質が混じる(蛋白尿)のは、
腎臓のろ過機能に異常があるサインとみなされます。
誤りです。
血中の老廃物は、
「糸球体」からボウマン嚢に濾し出されます。
尿細管からではありません。
誤りです。
1日150ℓ生成される原尿のうち、
実際に尿として排泄されるのは、
わずか1%(約1.5りℓ)に過ぎません。
大部分(99%)が再吸収されます。
誤りです。
尿は「弱酸性」です。
ちなみに血液は「弱アルカリ性」です。
正しいです。
本肢の記述通りです。
尿細管から再吸収されるのは。
電解質と主要な栄養素です。
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