第一種衛生管理者 過去問
令和8年4月公表
問37 (労働生理 問3)

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問題

第一種衛生管理者試験 令和8年4月公表 問37(労働生理 問3) (訂正依頼・報告はこちら)

神経系に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  • 神経細胞の細胞体が集合しているところを、中枢神経系では神経節といい、末梢(しょう)神経系では神経核という。
  • 中枢神経系は、脳と脊髄から成る。
  • 有髄神経線維は、無髄神経線維よりも神経伝導速度が速い。
  • 交感神経と副交感神経は、同一器官に分布していても、その作用はほぼ正反対である。
  • 大脳の外側の皮質は、感覚、思考などの作用を支配する中枢として機能する。

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この過去問の解説 (3件)

01

神経系は、

中枢神経系と末梢神経系に大別され、

体内外の情報に応じて身体の動きなどを調節しています。


 

選択肢1. 神経細胞の細胞体が集合しているところを、中枢神経系では神経節といい、末梢(しょう)神経系では神経核という。

神経細胞の細胞体が集合しているところは、

中枢神経系では神経核、

末梢神経系では神経節といいます。

 

誤っているものを選びますので、

これが正答であると考えられます。


 

選択肢2. 中枢神経系は、脳と脊髄から成る。

中枢神経系は、

脳と脊髄で構成されていますので、

これは正しい記述であると考えられます。


 

選択肢3. 有髄神経線維は、無髄神経線維よりも神経伝導速度が速い。

有髄神経線維では、

インパルスがランビエ絞輪から次の絞輪へ跳躍して伝導することから、

無髄神経線維よりも神経伝導速度が速いといえますので、

これは正しい記述であると考えられます。


 

選択肢4. 交感神経と副交感神経は、同一器官に分布していても、その作用はほぼ正反対である。

自律神経である交感神経と副交感神経は、

同一器官に分布していても、

ほぼ正反対に作用していますので、

これは正しい記述であると考えられます。


 

選択肢5. 大脳の外側の皮質は、感覚、思考などの作用を支配する中枢として機能する。

大脳の外側にあたる大脳皮質は、

感覚や思考などの作用を支配する中枢として機能していますので、

これは正しい記述であると考えられます。


 

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02

労働生理、出題数10問のうち、「神経系」に関する問題です。

 

選択肢1. 神経細胞の細胞体が集合しているところを、中枢神経系では神経節といい、末梢(しょう)神経系では神経核という。

誤りです。この問題の正答になります。

 

中枢神経系内の神経細胞の細胞体が集まるところを、神経核といい、末梢神経系内の神経細胞の細胞体が集まるところを、神経節といいます。
設問では、神経核と神経節の説明が逆になっていますので誤りです。

 

選択肢2. 中枢神経系は、脳と脊髄から成る。

正解です。

 

中枢神経系は脳と脊髄からなり、身体の司令塔として働きますので正解です。

 

選択肢3. 有髄神経線維は、無髄神経線維よりも神経伝導速度が速い。

正解です。

 

神経線維には、有髄神経線維と無髄神経線維があり、違いは髄鞘があるかないかです。連続した髄鞘(ランビエ絞輪)を飛び越えるように伝導(跳躍伝導)していくので無髄神経線維よりも神経伝導速度が速いので正解です。

選択肢4. 交感神経と副交感神経は、同一器官に分布していても、その作用はほぼ正反対である。

正解です。

 

交感神経は、心拍数を上げ、血管を収縮させ、体を戦闘モード・活動モードに切り替えます。
副交感神経は、心拍数を落ち着かせ、消化を促進し、体を休息モード・回復モードに切り替えます。
体内のほとんどの器官が、交感神経と副交感神経の両方から管理されており(二重支配)、1つの器官でも、交感神経と副交感神経が互いに正反対(拮抗支配)の作用を及ぼしていますので正解です。

選択肢5. 大脳の外側の皮質は、感覚、思考などの作用を支配する中枢として機能する。

正解です。

 

大脳皮質は、視覚・聴覚・触覚などの感覚(五感)や、運動・言語・記憶・思考などの作用を支配する高次機能を担う重要な中枢として機能していますので正解です。
 

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03

神経系に関する問題です。

 

神経系には「中枢神経系」と「末梢神経系」とがあります。

 

中枢神経系は、脳と脊髄からなり、

全身から集まってきた情報を処理し、

指令を行う役割を果たしています。

 

末梢神経系は、中枢神経と身体の各部をつなぎ、

中枢神経からの指令を身体の各部に伝えたり、

身体の各部からの情報を中枢神経に伝えたりしています。

 

末梢神経はその役割によって、

「体性神経」と「自律神経」に分かれています。

 

「体性神経」はさらに、

「運動神経」と「感覚神経」とに分かれています。

 

「自律神経」はさらに、

「交感神経」と「副交感神経」とに分かれています。

 

この「交感神経」と「副交感神経」は、

お互いが拮抗した働きをもつ特徴があります。

たとえば、脳の血管を拡張するのが交感神経、

脳の血管を収縮するのが副交感神経といった形です。

 

この概要をつかんだうえで、

関連する部位を解剖図などで確認して、勉強しましょう。

 

では、選択肢をみていきましょう。

選択肢1. 神経細胞の細胞体が集合しているところを、中枢神経系では神経節といい、末梢(しょう)神経系では神経核という。

誤りです。

「神経節」と「神経核」の表現が逆になっています。

 

「神経細胞の細胞体が集合しているところを、中枢神経系では神経核といい、 

末梢神経系では神経節という。」となります。

選択肢2. 中枢神経系は、脳と脊髄から成る。

正しいです。文のとおりです。

選択肢3. 有髄神経線維は、無髄神経線維よりも神経伝導速度が速い。

正しいです。文のとおりです。

選択肢4. 交感神経と副交感神経は、同一器官に分布していても、その作用はほぼ正反対である。

正しいです。文のとおりです。

選択肢5. 大脳の外側の皮質は、感覚、思考などの作用を支配する中枢として機能する。

正しいです。文のとおりです。

大脳皮質は高次機能をつかさどっています。

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