第一種衛生管理者 過去問
令和8年4月公表
問20 (労働衛生(有害業務に係るもの) 問10)

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問題

第一種衛生管理者試験 令和8年4月公表 問20(労働衛生(有害業務に係るもの) 問10) (訂正依頼・報告はこちら)

有害化学物質とその生物学的モニタリングの指標として用いられる尿中の代謝物等との組合せとして、誤っているものは次のうちどれか。
  • 鉛 ―― デルタアミノレブリン酸
  • スチレン ―― 馬尿酸
  • キシレン ―― メチル馬尿酸
  • ノルマルヘキサン ―― 2,5−ヘキサンジオン
  • トリクロロエチレン ―― トリクロロ酢酸

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この過去問の解説 (2件)

01

有害化学物質にばく露し、

体内に取り込まれると、

代謝された後、

尿などに排泄されたり、

排泄されず体内に蓄積されることがあります。

選択肢1. 鉛 ―― デルタアミノレブリン酸

鉛は生体の造血障害をきたし、

尿中のデルタアミノレブリン酸を増加させますので、

これは正しい組み合わせであると考えられます。


 

選択肢2. スチレン ―― 馬尿酸

スチレンは、

体内に入ると、

肝臓でマンデル酸フェニルグリオキシル酸に分解され、

尿中に排泄されます。

 

誤っている組み合わせのものを選びますので、

これが正答であると考えられます。

 

なお、

馬尿酸は、

トルエンの代謝産物です。 

選択肢3. キシレン ―― メチル馬尿酸

キシレンは、

体内に入ると、

肝臓でメチル馬尿酸となり、

尿中に排泄されますので、

これは正しい組み合わせであると考えられます。


 

選択肢4. ノルマルヘキサン ―― 2,5−ヘキサンジオン

ノルマルヘキサンが肝臓で代謝されると、

2,5-ヘキサンジオンとなりますので、 

これは正しい組み合わせであると考えられます。


 

選択肢5. トリクロロエチレン ―― トリクロロ酢酸

トリクロロエチレンは、

おもに肝臓で代謝され、

トリクロロ酢酸などになりますので、

これは正しい組み合わせであると考えられます。


 

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02

有害物質と尿代謝物との組み合わせ問題です。

この尿代謝物は健康診断の項目にも示されているので、

何が関連しているのかおさえておきましょう。

では、選択肢をみていきましょう。

選択肢1. 鉛 ―― デルタアミノレブリン酸

正しい組み合わせです。

選択肢2. スチレン ―― 馬尿酸

誤った組み合わせです。

尿代謝物はマンデル酸及びフェニルグリオキシル酸です。

馬尿酸は、トルエンの尿中代謝物です。

選択肢3. キシレン ―― メチル馬尿酸

正しい組み合わせです。

選択肢4. ノルマルヘキサン ―― 2,5−ヘキサンジオン

正しい組み合わせです。

選択肢5. トリクロロエチレン ―― トリクロロ酢酸

正しい組み合わせです。

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