第一種衛生管理者 過去問
令和8年4月公表
問28 (労働衛生(有害業務に係るもの以外のもの) 問1)

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問題

第一種衛生管理者試験 令和8年4月公表 問28(労働衛生(有害業務に係るもの以外のもの) 問1) (訂正依頼・報告はこちら)

温熱条件に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  • 温度感覚を左右する環境要素は、気温、湿度、気流及びふく射(放射)熱である。
  • 実効温度は、人の温熱感に基礎を置いた指標で、気温、湿度及び気流の総合効果を温度目盛りで表したものである。
  • 相対湿度は、空気中の水蒸気量と、その温度における飽和水蒸気量との比を百分率で示したものである。
  • WBGTは、自然湿球温度、黒球温度及び気温(乾球温度)から求められる指標で、暑熱環境による熱ストレス評価に用いられる。
  • 算出したWBGTの値が、作業内容に応じて設定されたWBGT基準値未満である場合には、熱中症が発生するリスクが高まる。

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この過去問の解説 (3件)

01

 

「事業者が講ずべき快適な職場環境の形成のための措置に関する指針」によると、

快適な職場環境の形成にあたり、

空気環境や温熱条件などの作業環境を適切に管理することなどが示されています。


 

選択肢1. 温度感覚を左右する環境要素は、気温、湿度、気流及びふく射(放射)熱である。

温度感覚を左右する環境要素は、

気温、湿度、気流及びふく射(放射)熱であるとされていますので、

これは正しい記述であると考えられます。 


 

選択肢2. 実効温度は、人の温熱感に基礎を置いた指標で、気温、湿度及び気流の総合効果を温度目盛りで表したものである。

実効温度とは、

人の温熱感に基礎を置いた指標で、

気温や湿度及び気流の総合効果を温度目盛りで表したものであるといえますので、

これは正しい記述であると考えられます。 


 

選択肢3. 相対湿度は、空気中の水蒸気量と、その温度における飽和水蒸気量との比を百分率で示したものである。

相対湿度は、

空気中の水蒸気量と、

その温度における飽和水蒸気量との比を百分率で示したものであるといえますので、

これは正しい記述であると考えられます。 


 

選択肢4. WBGTは、自然湿球温度、黒球温度及び気温(乾球温度)から求められる指標で、暑熱環境による熱ストレス評価に用いられる。

WBGT(Wet Bulb Globe Temperature)は、

自然湿球温度、黒球温度及び気温(乾球温度)から求められる指標であり、

暑熱環境による熱ストレス評価に用いられていますので、

これは正しい記述であると考えられます。 


 

選択肢5. 算出したWBGTの値が、作業内容に応じて設定されたWBGT基準値未満である場合には、熱中症が発生するリスクが高まる。

「職場における熱中症防止のためのガイドライン」によると、

作業内容に応じてWBGT基準が示されており、

算出したWBGTの値が、

作業内容に応じて設定されたWBGT基準値以上である場合には、

熱中症が発生するリスクが高まっていると評価されます。

 

誤った記述のものを選びますので、

これが正答であると考えられます。


 

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02

労働衛生(有害業務以外に関するもの)出題数7問のうち、「温熱条件」に関する問題です。

選択肢1. 温度感覚を左右する環境要素は、気温、湿度、気流及びふく射(放射)熱である。

正解です。

 

気温(室温)、湿度、気流、ふく射熱(放射熱)があり、設問通りなので正解です

選択肢2. 実効温度は、人の温熱感に基礎を置いた指標で、気温、湿度及び気流の総合効果を温度目盛りで表したものである。

正解です。

 

実際に感じる暑さや寒さ(温熱感)を表す指標で、実温度だけでなく、湿度・風速・日差しの強さなど複数の要素を組み合わせて、温度目盛りで表したもので、設問通りなので正解です。

選択肢3. 相対湿度は、空気中の水蒸気量と、その温度における飽和水蒸気量との比を百分率で示したものである。

正解です。

 

相対湿度は、空気中に含まれる水蒸気量が、その温度で最大限含むことのできる水蒸気量(飽和水蒸気量)に対してどのくらいの割合かをパーセントで表す指標ですので、正解です

選択肢4. WBGTは、自然湿球温度、黒球温度及び気温(乾球温度)から求められる指標で、暑熱環境による熱ストレス評価に用いられる。

正解です。

 

暑さ指数(WBGT(湿球黒球温度):Wet Bulb Globe Temperature)は、熱中症を予防することを目的として1954年にアメリカで提案された指標で、 単位は気温と同じ摂氏度(℃)で示されますが、その値は気温とは異なり、暑さ指数(WBGT)は人体と外気との熱のやりとり(熱収支)に着目した指標で、人体の熱収支に与える影響の大きい、湿度(自然湿球温度)、日射・輻射(ふくしゃ)など周辺の熱環境(黒球温度)、気温(乾球温度)の3つを取り入れた指標ですので正解です
 

選択肢5. 算出したWBGTの値が、作業内容に応じて設定されたWBGT基準値未満である場合には、熱中症が発生するリスクが高まる。

誤りです。この問題の正答になります。

 

算出したWBGTの値が、作業内容に応じて設定されたWBGT基準値を超える場合には、熱中症が発生するリスクが高まります。
WBGT基準値未満ではなく、WBGT基準値を超える場合ですので誤りです
 

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03

温熱条件に関する問題です。

労働者が熱中症にならないように配慮するために求められる知識です。

 

本問題に関するものについては、

環境省の『熱中症予防情報サイト』にわかりやすく書かれています。

参照:https://www.wbgt.env.go.jp/wbgt.php

 

では、選択肢を見ていきましょう。

選択肢1. 温度感覚を左右する環境要素は、気温、湿度、気流及びふく射(放射)熱である。

正しいです。文のとおりです。

冒頭で紹介したサイトにも暑さ指数に関しては、

気温、湿度、ふく射(放射)熱の3つ、

正確にはこのほかに気流も関係していることが書かれています。

選択肢2. 実効温度は、人の温熱感に基礎を置いた指標で、気温、湿度及び気流の総合効果を温度目盛りで表したものである。

正しいです。文のとおりです。

選択肢3. 相対湿度は、空気中の水蒸気量と、その温度における飽和水蒸気量との比を百分率で示したものである。

正しいです。文のとおりです。

選択肢4. WBGTは、自然湿球温度、黒球温度及び気温(乾球温度)から求められる指標で、暑熱環境による熱ストレス評価に用いられる。

正しいです。文のとおりです。

冒頭で示したサイトをご参照ください。

選択肢5. 算出したWBGTの値が、作業内容に応じて設定されたWBGT基準値未満である場合には、熱中症が発生するリスクが高まる。

誤りです。

文中の「WBGT基準値未満である場合」が誤りで、

正しくは「WBGT基準値を超える場合」です。

こちらについても冒頭で示したサイトをご参照ください。

 

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